1000万ドルの夜景のビュースポット
長崎の夜景は函館の函館山、神戸の六甲山と並んで日本3大夜景と称されており、稲佐山の展望台からの夜景が知られている。また、2012年には世界新3大夜景に香港、モナコとともに選ばれた。稲佐山から眺める夜景は1000万ドルの夜景と称され、稲佐山山頂(標高333m)にある円筒形をした360度総ガラス張りの展望塔ビュータワーからは360度の大パノラマを見渡すことができる。地下1階・地上2階建の総ガラス張りで、雨天でも屋内でゆっくり夜景鑑賞ができ、開放的な屋上からの景色は格別。昼間の景色もまた違った雰囲気があり、市内を流れる浦上川や起伏に富んだ地形、長崎港や長崎市街を眼下に収め、天気が良ければ五島列島、雲仙、天草まで見渡すことができる。両方の景色を楽しみたい方には日没直前の時間帯に行くのがおすすめだ。展望台内にはレストランもあり、夜景を眺めながら食事やドリンクを楽しめる。
フェラーリを手掛けたデザイナーによるゴンドラ
山頂へはロープウェーに乗って片道5分で行くことができ、2011年11月にイタリア・フェラーリのデザインも手掛ける世界的工業デザイナーの奥山清行氏率いるKEN OKUYAMA DESIGNの手によってゴンドラがリニューアルした。360度見渡せるゴンドラからの眺めもまた格別。ロープウェー乗り場までは主要ホテルより、無料循環バスが利用できる。