エリアの特徴
山梨県と静岡県にまたがる日本一の山で標高は3,776m。世界一標高の高い首都、ボリビア・ラパス(3,593m)とほぼ同じ標高だ。面積(1,200km2)でも日本一で、世界で180番目に広い香港(1,104km2)より大きい。独立峰で360度どこから見ても左右対称の稜線が美しく、2013年に世界遺産に登録された。
代表的なスポット
登山シーズンは7月上旬~9月中旬。登山ルートはポピュラーなコースから山小屋に泊まる1泊2日のコースまで4ルートある。登山のほか、山頂をぐるりと周るお鉢めぐりや富士山で1番高い剣ヶ峰などの観光スポットも。周辺には富士5湖や富士サファリパーク、富士急ハイランド、撮影スポットとして大人気の新倉浅間神社など。
食
静岡県はB級グルメブームのきっかけとなった富士宮焼きそばや、うなぎ、みしまコロッケなど、山梨県は伝統料理、吉田のうどんや、忍野そば、ワカサギ料理などだ。富士山の天然水を使用した地ビールも多く、御殿場高原ビールやふじやまビール、富士桜高原麦酒などがある。
交通
東京駅からは鉄道とバスのルートがある。鉄道はJR中央線特急で大月乗換え、河口湖駅まで約3時間。高速バスは東京駅から約3時間で行けるほか、品川や新宿、渋谷、横浜などからも出ている。河口湖駅から富士山へは登山バスが便利。レンタカーの場合、ハイシーズンは車規制があるので注意が必要だ。周辺観光は河口湖駅を拠点に周遊バスが複数運行しているほか、レンタカーや英語対応の観光タクシーもある。
宿泊
交通や観光に便利なのは河口湖周辺。そのほか富士5湖の山中湖、西湖や御殿場などに多い。リゾートホテルから温泉旅館、ペンションなど宿タイプも充実している。