水をつかさどる神さまの神社
貴船神社は、鴨川の源流の貴船川沿いにある木々に囲まれた1500年の歴史を持つ、水を司る神様を祀る神社だ。水の神様を祀る本宮、縁結びの神様を祀る結社、昔は本宮であった場所の奥宮の3つに分かれています。百人一首の歌人和泉式部が夫との復縁を祈願する為に参詣したことで知られており、日本三大縁結び神社とも言われている。貴船口駅から徒歩30分、貴船神社の二の鳥居がある。鳥居の奥には朱色の灯篭が並ぶ石段が続き、貴船神社の撮影スポットとして知られている。
人気がある「水占い」
神が宿る貴船山から本殿前の石垣に清水が湧き出しており、この神水を使う「水占い」がとても人気だ。授与所でおみくじをいただき、神水に浸すと文字が浮かび上がり運勢を知ることができる。また、願い事が叶うとされている結び文を本殿で購入し、願い事を書いて結社の結び処に結ぶと、恋愛や人間関係、進学、就職などあらゆる縁を神様が結んでくれると言われている。5月~9月は夏限定で、貴船名物の川床での食事が楽しめる。蒸し暑い京都の夏を、涼風渡る貴船川の川床で京料理を堪能できる。また、川床として有名な食事処『ひろ文』では、夏限定で日本の夏の風物詩、流しそうめんが楽しめる。半分に切った竹筒の上をそうめんが流れてくるので、お箸でキャッチしてだしにつけて食べる。貴船神社へは鞍馬寺から木の根道を通って徒歩1時間で行くことができる。