明治時代の重厚な雰囲気漂う観光スポット
赤レンガ倉庫に書かれた曲尺に森のマークは、金森洋物店の商標。これらの赤レンガ倉庫は明治時代に創設された金森洋物店が起源である金森商船株式会社が管理している。重要伝統的建造物群保存地区として指定されている地域であり、北海道遺産にも登録される函館市屈指の観光名所として知られている。目の前には港が広がり、散策するだけでもおすすめ。夜にはライトアップされた赤レンガ倉庫群が楽しめ、幻想的な雰囲気に包まれる。明治時代に建てられた趣のある赤レンガ倉庫は、現在レストランやショッピングセンターとして再利用されており、景色を楽しむだけではなく食事や買い物を楽しむ若者でもあふれている。
それぞれに楽しむ4つのエリア
金森赤レンガ倉庫群は4つのエリアに分かれる。まず、明治15年ごろに築造された運河が特徴の「BAYはこだて」では、チャペルやクルージングスポット、カフェなどが並んでいる。ライトアップが映えるのもこの場所ならでは。「金森洋物館」は金森レンガ倉庫を再利用しつつ、原点である金森洋物店が扱っていた西欧の豊かな生活文化をテーマにした雑貨が並ぶ。個性的でバラエティー豊かなショップが目白押しだ。さらに「函館ヒストリープラザ」は、赤レンガ倉庫内に広がる函館ビヤホールが人気。百年以上前に建てられた赤レンガ倉庫の古く歴史を感じる庫内で飲むビールは格別。その他にもさまざまなショップが並ぶので、買い物を楽しむならここもおすすめ。4つ目のエリア「金森ホール」は結婚式やパーティに使用される多目的ホールとなっている。