神の島、宮島と原爆ドーム、2つの世界遺産をもつ国際平和都市

エリアの特徴

海の中に真っ赤な鳥居がたたずむ宮島と、核兵器による爆撃を受けたままの姿が残る原爆ドームという2つの世界遺産を有するエリア。広島・宮島のある安芸、田舎の原風景を残す芸北、中国山地の広がる備北、ノスタルジックな街並みの備後と4つのエリアに分かれている。戦争の記憶を今に伝えるとともに、多彩な自然景観が魅力。

代表的なスポット

安芸の宮島では代表的な厳島神社のほか、弥山や宮島表参道商店街など、広島では原爆ドーム、平和記念公園、平和祈念資料館などに多くの観光客が訪れる。芸北エリアの三段峡、神楽門前湯治村、備北エリアの国営備北丘陵公園、霧の海展望台、帝釈峡、備後エリアの鞆の浦、尾道、しまなみ海道など変化に富んだ地形を活かした観光スポットが多い。

 

広島を代表するのはお好み焼き、宮島といえばカキが名物。そのほか、芸北エリアは打ちたてそば、備北エリアはサメを使ったワニ料理や広島牛、備後エリアは全国的に有名な尾道ラーメンやタコ料理がおすすめ。

 

交通

東京からは新幹線を利用するのがもっともポピュラー。東海道新幹線で広島までは約4時間。広島市内は徒歩圏内でも移動できるが、観光として路面電車を利用するのもいいだろう。宮島へはフェリー、しまなみ海道はレンタサイクル、尾道市内は車の移動が困難など、観光スポットやエリアによって最適な交通手段が異なるため、事前チェックは必須だ。

 

宿泊

広島、宮島はもちろん、尾道など観光地周辺に点在する。海や庭園を眺めることができるホテルや旅館など景観を重視した宿泊施設も多い。