日本有数温泉リゾートは富士山が借景

エリアの特徴

東京から日帰りで富士山を見ることができる観光地として人気が高い。温泉、美術館、レジャー施設などが充実しているだけでなく、富士山を眺めながら四季を楽しめるのがうれしい。特に秋は紅葉や一面に広がる黄金のススキなど自然の美しさも見事。

代表的なスポット

エリアによって楽しみ方は多彩。箱根湯本は箱根の中心的エリアで古くから栄える湯本温泉が有名。強羅には彫刻の森美術館や箱根強羅公園があり、標高1000mをこえる大涌谷はロープウェイからの眺めが人気だ。箱根ガラスの森美術館やポーラ美術館など美術館の多い高原リゾートの仙石原や、芦ノ湖、箱根神社などで知られる元箱根など、1日では周りきれないため日帰りの場合は効率よくめぐりたい。富士山を望むビュースポットには金時山や乙女峠、芦ノ湖など。晴れた日の美しさは格別。

 

大涌谷名物、黒たまごは食べると7年寿命が延びると言われている。そのほか自然薯そばや寄せ豆腐などは箱根名物。小田原港からほど近く、新鮮な魚も多い。宿泊先で提供される食事のほか、美術館にあるレストランでの食事も魅力だ。

 

交通

東京駅からは新宿経由で小田急ロマンスカー(約1時間40分)が定番の行き方。エリア内の観光は、箱根湯本から強羅、大涌谷、元箱根と1周する場合、箱根フリーパスが便利。登山電車やケーブルカー、ロープウェイなど乗り降り自由で約50の施設の割引特典付きだ。仙石原まで足をのばすのであれば車がおすすめ。ただし、峠道に加え、休日やお盆、紅葉シーズンは混雑必至のため、時間的な余裕が必要。

 

宿泊

箱根一帯が温泉地のため、ホテルや旅館が整備されている。箱根の玄関口、箱根湯本をはじめ、強羅、仙石原、芦ノ湖など、エリアによって泉質も異なるため、さまざまな温泉を楽しむのもおすすめだ。