草津をはじめとする名湯ぞろいの温泉大国と世界遺産の富岡製糸場

エリアの特徴

北関東に位置する群馬は温泉が豊富だ。その数は180以上、なかでも北部は四大温泉の草津、伊香保、水上、四万をはじめ、万座、猿ヶ京など名湯が多いのが特徴。特別天然記念物の尾瀬や南部には富士山に次いで2番目にすそ野が長い赤城山などがあり、温泉と自然美に囲まれたエリアとなっている。日本最初の製糸場がある富岡は、2014年に富岡製糸場と絹産業遺産群として世界遺産に登録。首都圏からのアクセスもよく、日帰りや1泊など手軽な旅行先として人気。

代表的なスポット

日本三名泉の1つで自然湧出量日本一をほこる、草津は定番観光地。周辺には湯畑や西の河原など観光スポットも整備されている。四大温泉のほか、尾瀬に近い老神や標高1800mにある万座など名湯がそろい、冬はウィンタースポーツと温泉を楽しめる。1300年の歴史をもつ桐生織物を展示する桐生織物記念館は富岡製糸場と合わせて訪れたいスポット。ほかにも群馬サファリパークや日本100景にも選ばれている妙義山などがある。

 

こんにゃくは群馬の特産品。こんにゃくパークでは無料で工場見学やバイキングを楽しめる。お祭りの屋台で欠かせない焼きまんじゅうや、群馬の3大うどんとして知られる水沢うどん、館林うどん、桐生うどんも人気だ。お土産はガトーラスクや下仁田ねぎせんべいが有名。

 

交通

群馬へのアクセスは高崎が便利。東京駅からは上越新幹線で高崎まで約50分。そこから草津や伊香保方面へバスが出ている。エリア内はレンタカー移動が一般的だ。

 

宿泊

四大温泉地はもちろん、渋川、老神、万座、猿ヶ京などの温泉地や北軽井沢などの高原、アクセスに便利な高崎や前橋周辺にも宿はたくさんある。