世界遺産の白川郷をはじめとした日本の原風景が数多く残るエリア

エリアの特徴

岐阜県は日本のほぼ中央にあり、面積は10,621km2(4,101mile2)で全国第7位。北部の飛騨地方には標高3000mをこえる山々が連なる一方、南部の美濃地域は濃尾平野に日本の名水100選に選ばれるほど美しい清流が流れており、自然豊かな地域。北西部の高山にある白川郷は合掌造りの集落として1995年に世界文化遺産へ登録されている。

代表的なスポット

年間140万人が訪れる世界遺産の白川郷は必見。日本の村落は飛騨の里でも見ることができる。歴史を感じるのは城下町のさんまち通りや中山道の宿場町である馬籠宿、岐阜城など。豊かな自然を満喫するなら新穂高や金華山、日本3名泉の1つである下呂温泉で温泉を楽しむのがおすすめ。

 

岐阜グルメのトップは全国的にも知名度の高い飛騨牛。鮎や朴葉焼は飛騨地方の郷土料理として知られる。50以上の蔵元がある岐阜は日本酒も美味。ほかにもB級グルメとして知られる各務原のキムチや鶏肉とキャベツなどの野菜を鉄板で焼く鶏ちゃん(けいちゃん)も人気だ。

 

交通

東京駅からは鉄道ルートが2つ。岐阜は内陸県のため、東海道新幹線で名古屋駅(約1時間40分)からJRやバスで北上するルートと、北陸新幹線で富山または金沢駅(約2時間30分)からJRやバスで南下するルートがある。白川郷や飛騨高山方面へは北陸新幹線、下呂温泉や岐阜方面へは東海道新幹線を利用するルートが速い。白川郷へは鉄道のみでは行くことができないため、ほかのスポットと合わせて周遊するならレンタカーがいいだろう。

 

宿泊

宿泊施設が充実しているのは飛騨・高山。そのほか、岐阜市内や下呂など。和テイストのホテルや旅館が多く、古民家を改装した宿や築100年以上の宿など日本の風情を感じることができる宿泊施設も充実している。