恐竜の化石発掘量日本一をほこる日本屈指の豪雪地帯

エリアの特徴

京都の北東側に隣接している福井は、大規模なリアス式海岸をもつ若狭湾や日本海、白山国立公園に代表される緑豊かな山々などがあり、県内全域が豪雪地帯として有名なエリア。勝山は恐竜の化石発掘量日本一をほこり、博物館や化石の発掘体験ができる場所が人気となっている。眼鏡産業が盛んなことでも知られ、96%の国内シェアをほこる眼鏡フレームや、世界的にも有名で日本で唯一のハープメーカーなどがある。

代表的なスポット

人気の観光スポットは福井県立恐竜博物館。世界三大恐竜博物館の1つで、4500㎡の広大な敷地に40体以上の恐竜骨格が展示されている。絶景を楽しむなら東尋坊。日本随一の奇勝として名高く、25mの高さがある断崖絶壁は迫力満点。禅の修行場として770年の歴史をもつ大本山永平寺。故スティーブジョブズの伝記には、この寺で出家しようとして止められたと書かれている。そのほか、丸岡城や雲海が広がる越前大野城、越前松島水族館などがある。

 

福井といえば、冬の名物、越前かに。越前そばは、大根おろしをのせて食べるおろしそばが定番メニュー。そのほか、浜焼き鯖、ソースかつ丼や三國バーガー、温泉ピッツァ、サバエドッグ、九頭龍ラーメンなどが人気。お土産といえば羽二重餅。

 

交通

東京からは鉄道が一般的で、東海道・山陽新幹線で米原から特急へ乗り換えるか、北陸新幹線で金沢から特急へ乗り換える2つの方法がある。いずれも所要時間は3時間10分~15分ほど。東尋坊や恐竜博物館など主要観光スポット周辺は鉄道やバスがあるが、その他のエリアを周遊するならレンタカーが便利。

 

宿泊

福井駅周辺や、温泉地でもある三国、あわら、海沿いの若狭や越前などに多く点在している。