世界遺産の白神山地のほか、桜の名所などのスケールの大きな自然がある日本有数の豪雪地帯

エリアの特徴

本州の最北端にある青森は三方を海に囲まれ、津軽海峡を北へ渡ると北海道がある。日本有数の豪雪地帯で夏でも30度を超えることは少なく、世界遺産である白神山地をはじめ、十和田湖や八甲田山、下北半島など自然が多く残されているエリア。本州と北海道を結ぶ青函トンネルは、ヨーロッパのゴッタルドベーストンネルに次いで世界で2番目に長い。

代表的なスポット

弘前城は青森を代表するスポット。4月下旬から5月上旬に弘前公園で行われる弘前さくらまつりは多くの人でにぎわう。自然を満喫するなら、世界遺産の白神山地や奥入瀬渓流、十和田湖、八甲田山などが人気。青森ねぶた祭りは8月に開催されるが、ねぶたの家ワ・ラッセでは1年中ねぶたを展示している。比叡山、高野山とともに日本3大霊場に数えられる恐山や海沿いの露天風呂が魅力の不老ふ死温泉、日本最大級の縄文遺跡・三内丸山遺跡や青森県立美術館など見どころも多い。

 

青森の名産といえば日本一の出荷率をほこるリンゴ。郷土料理で有名なのはせんべい汁やひっつみ、じゃっぱ汁など。ごはんによく合う貝焼き味噌や大間のマグロ丼、十和田のソウルフードとよばれる十和田バラ焼き、ウニとあわびを使用したお吸い物のいちご煮なども人気。

 

交通

東京からは新幹線が一般的で、東北新幹線で青森駅まで最短約3時間。エリア内の移動はレンタカーが便利。

 

宿泊

観光の拠点として便利な青森駅や白神山地に近い弘前、十和田湖周辺、八戸など各エリアにホテルや旅館などが点在している。